看護師になれるのは何歳まで?30歳、40歳から看護師を目指す!社会人から看護学生

こんにちは!現役外科ナースのおもちナースです!

今回は、看護師になれるのは何歳まで?というテーマでお話をしていきたいと思います!

実際、色々な年代がいる看護学校ですが、何歳くらいまで入学ができ、看護師を目指せるのでしょうか?

看護師になるには

まず、看護師になるには、3年課程の看護専門学校や、4年生の看護大学、また准看護師から正看護師になるため進学をしたり、高校へ進む時に看護科の高校へ進学し、看護師免許を取る方法があり、選択肢は様々です。

社会人から、看護師を目指す人も大勢います。

ちなみに、私の学校は、半分年上の人でした。

年上の人の殆どが浪人した人、それ以外の1〜2割程度は、社会人経験のある人たちでした。

年齢は、当時18歳だった私より2倍の36歳が最高で、30代の人も何人かいました。

同期という形にはなりますが、20代後半から、30代の人と一緒に勉強、実習をするにあたり、頼りにもしていたし、色々な人生経験のある先輩として、そして友人として、楽しく学生生活を送りました。

私が新人の時に働いていた先輩も、当時40歳で資格をとり、今も現役でバリバリ働いています。

定年退職が65歳になろうとしている今、30代で目指すのもまだ若いと言われる時代がくるかもしれませんね。


社会人になってから看護師を目指すのが大変な理由

10代とのジェネレーションギャップ

一度社会人を経験すると、高校卒業したての現役生はやはりお子様。

ギャーギャー騒いで楽しそうにしている子達をみると、

「ついていけないかも…」となることも。

しかし、看護学校は実習がグループで動くことが多く、自然と仲間意識が生まれ、実習グループで辛い実習を乗り越えた後にはやはり、少なからず絆が生まれます!

これは間違いありません。

中には仲のわるーい子と一緒になってしまうこともありますが

社会人経験をしている、お兄さんお姉さんは、

10代の子達にとっては頼りになる存在。

そして、今まで培った経験は患者さんとの会話に役立つことも多々あります。

実習の記録をする時間が確保できない

社会人を経験した学生さんは、親と自立していたり、また子をもつパパ、ママになっていることがあります。

その為、金銭面でアルバイトをしたり、自宅へ帰ってから子育てをしたり、現役生とは違う生活習慣を送ることも多いでしょう。

噂どうり、看護学生さんは記録が多く、

しかもその記録を適当に埋めるだけ…と思っていたら留年します。

私の同期のママさんも学生だったときは、実習も国試もとにかく家族の協力がないと、無理だったと話していました。

子供が寝静まってから、大量の記録、となると大変かと思いますが、

実習のコツが掴めれば、少しずつ書けるようになってきますよ。


勉強する時間がない!

看護師になるために、避けられないのが国家試験。

それに向けての勉強をするだけでは、卒業できません。

日々、テストがあり、それで赤点を取ると合格点が取れるまで何度も追試を行う学校(しかも有料ですよ)もあります。

現役生でも赤点をある人がいますが、時間のない社会人看護学生さんたちは、まだ頭の柔らかい彼らと同じ土俵で、勉強をしなくてはなりません。

国家試験も、合格率が高くて簡単だという人もいますが、

はっきり言って勉強時間がしなければ絶対に落ちます。

なので、勉強は必須です。

時間がない中ですが、自分で自分の時間を確保して、強い気持ちで勉強すれば、合格できます!

年下に教えられることになる

無事看護師になってから、新人看護師として働きます。

新人のうちはプリセプターがついて、教えてくれるのですが、

看護師のプリセプターは3年〜5年目くらいの若い看護師が担当することが多く、社会人看護学生さんよりも、年下の可能性が高いのです。

それを何ともない!頑張れる!という人は、全く問題ないです。

少し引っかかる人は、看護師になってから2〜3年我慢することが必要かも。


結構

以上、読んでいただきましたが、

何歳でも看護師になれる!ということを言いたかったのです。

看護師になると

「あーなんで看護師になったんだろ」

「早く家帰りたい」と、出勤直後にボヤくこともありますが、

心の底ではやりがいを感じたり、誇りを持って仕事をしている看護師が沢山います。

社会人から目指すのは、高校生から目指すことより大変なことと思いますが、

なれないことは、ありません。

ただ注意しておくのは、看護学校に年齢制限がなくても、50歳を過ぎてからの入学は、難しいかもしれません。

過去、56歳の人が受験していましたが、「看護師免許をとっても数年しか働けない」という理由で、試験に不合格だった例もあります。

学校をよく調べ、社会人からの学生を受け入れやすい学校を探してみるのも良いと思いますよ。

みなさんが看護師になることを心から応援しています!


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